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興味のおもむくままに読書し、それを紹介する日記。流行に縛られること無く。己が道を進む。
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講談社 中村光著。
相変わらず宗教関係者が見たら卒倒するようなギャグを連発しているギャグ漫画の三巻目。個人的にアニメ化の流れになったらどうなるのかが気になる。
大天使四人が出てきたところには思わず吹いた。よもや大天使まで登場させるとは。しかもイケメン。アイドルグループに間違われるとかラッパを吹きそうになるとか笑いどころが多すぎる。キリスト教とか仏教とか別に知らなくても楽しめるけど、知ってると多分かなり面白い。大天使とかブッダが苦行中に体験することとかを押さえておけば存分に楽しめる。あるいはこれを機に調べてみるといいかも。
宗教関係者に怒られないことを切に願います。
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ハヤカワ文庫 アーサー・C・クラーク著
300万年前から遠い未来まで。壮大なスケールで描かれる宇宙における人類の意味を描いた小説。
最初は人類がまだヒトザルだったころからはじまる。モノリスによってヒトザルは進歩していくのだが、外宇宙からの干渉で人類が進歩し始めるというのが面白いと思った。何らかの干渉によって進化していくという説はいかにもありそうな感じだ。話はそこから一気に飛躍して宇宙時代へと移っていく。宇宙時代の人間は月でモノリスを発見する。そこではじめて外宇宙に人類以外の生命体が存在すると気づく。
だいたい三部構成となっていて、はじめにヒトザルの場面。次に月でモノリスを発見する場面。最後にディスカバリー号で土星へと旅する場面となっていく。メインは土星へのたびでディスカバリー号での事件と乗組員ボーマンがその後体験する摩訶不思議な出来事だと思う。ディスカバリー号での事件はいわゆるコンピューターの反乱のようなもので、ディスカバリー号に積まれているコンピューター「HAL」は人間のような思考をしたためにこのような反乱を起こしたと見ることができる。コンピューターの人工知能が人間並みに思考できるようになったらこのようなことも起こりうるのではないか?そう考えると楽しみのようなぞっとするような。ボーマンが体験する不思議な出来事はすごく複雑で意味を理解するのがすごく大変だった。だいたい今でもできていないきがする。そのような理解するのが大変な描写を描くことによって外宇宙の未知なる世界を感じることができる。うまく想像できれば外宇宙に感激するもよし。もしうまく理解できないとしても外宇宙の神秘さは感じることができると思う。
言葉足りないためたいした解説もできなかったが、SFをこれから読んでいく上でも欠かすことのできない小説だと僕は思いました。



文春文庫 佐藤亜紀著。
前作天使の外伝。ジェルジュの部下やジェルジュの父、ジェルジュと関わりのある人物達を補完し、最後にジェルジュ自身を補完する。天使を読んだら必ず読んでおきたい小説。
中編集なため話事態は天使よりも理解しやすい。ジェルジュが主人公で無い編もあるため、違う人物からジェルジュがどう見えるのかもわかる。最後の編はスパイ小説のようにスリリングな展開もあり、ジェルジュのその後も書かれているため読んだら天使シリーズは終わったのだと満足できる。
雲雀を読むと天使ももう一度読みたくなる。雲雀で登場するオットーとカールの兄弟がジェルジュの部下であるという事実が天使をさらに面白くする。天使ではオットーとカールの存在はまったく描写されなかった。しかし、我々の知らないところでオットーとカールは動いているのだ。ジェルジュの指示でオットーとカールが密かに動いているとすれば、天使を読むときにその辺を考えて読むとよりいっそう面白くなると思う。
雲雀は天使を補完し天使を完結させる小説なので、天使を読んだら必ず読んだほうが絶対に面白い。そしてさらに雲雀を読み終わったあと天使を読むとまた違った面白さが堪能できるはずだ。



文春文庫 佐藤亜紀著。
第一次世界大戦期のヨーロッパで「感覚」を持つ青年ジェルジュの戦いを描いた小説。
ひどく難解でした。ジェルジュの持つ超能力を「感覚」として理解するのが大変。しかも作者の性質で、時代背景を一切説明しないので世界史の知識が必須。佐藤亜紀の小説を読んでいると高校で世界史をとっておくべきだったと後悔する。第一次世界大戦前後の世界史を読む前に勉強しておくといいかもしれない。
難しい背景を理解しきれなくともこの小説は面白い。主人公のジェルジュが才能を開花させていく過程は読んでいて面白いし、ジェルジュを育てる顧問官のかっこよさも読んでいて楽しい。佐藤亜紀作品は美男美女ぞろいなので豪華な小説を読んでいる気分になる。顧問官に命令されそれに従うジェルジュの構図はすごくつぼにはまるので呼んでいて本当に楽しいのだ。
ジェルジュが行うのは諜報活動なのでスパイ小説さながらのスリルも味わうことができる。感覚を使ってピンチを切り抜けるジェルジュは本当にかっこいい。感覚を持つ敵と対峙したときの描写は非常に難解だが、雰囲気だけでも楽しめないことは無い。ちゃんと理解できて読むことができるのなら、最高に面白いところだと思う。
読むのが大変な小説ですが、読んだあとの達成感ときたらない。再読を重ねてちゃんと理解したい小説でした。



文藝春秋刊 小川洋子著。
若き天才チェスプレーヤー「リトル・アリョーヒン」の一生をリトル・アリョーヒンと呼ばれる前から死ぬまでつづっている詩的な小説。
この小説はいろいろな人におすすめできる小川洋子作品だと思う。小川洋子の作品は「博士の愛した数式」や「ミーナの行進」のような万人受けする作品と、「薬指の標本」や「妊娠カレンダー」のような少し暗いあまり万人受けしない作品の二つに分かれる。この「猫を抱いて象と泳ぐ」は万人受けするものだと思う。小川洋子に入門するためにもおすすめできる一冊だ。
この小説は小川洋子らしく非常に詩的で呼んでいて心地いい。小説を理解するために頭をフル回転させる必要は無いが、より深く楽しもうと思えばいろいろと調べることによってさらに面白くなる。
物語中にたびたび出てくる象の「インディラ」は非常に象徴的で、リトル・アリョーヒンはチェスのコマのビショップにインディラを重ねる。インディラは物語に深くかかわるので読んでる最中心の片隅には必ずインディラを忍ばせておくといいかもしれない。
とにかく詩的でいい作品なのでいろいろな人に読んでもらいたい。もっとこの小説をうまく紹介したいのだけれども、どうも語彙力が無いためつたない紹介になりました。とにかく読んでみて欲しいです。


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現実世界が嫌で本の世界に逃げているといっても過言ではないほどの駄目人間。
最近では楽して儲けることしか考えていない。
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