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興味のおもむくままに読書し、それを紹介する日記。流行に縛られること無く。己が道を進む。
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物語の役割 (ちくまプリマー新書) (新書)
![]() ちくまプリニー新書 小川洋子著。 小川洋子が物語りについて語った講演を文章化した新書。普段小川洋子がどのようなことを考えながら小説を書いているかを知ることができた。 博士の愛した数式を作るきっかけのようなものも書いてあり、小川洋子自身、数学について専門的な人物ではなかったことに驚きました。ある日テレビで見た藤原正彦先生がウィリアム・ハミルトンという数学者について話していることを聞いて、そこで感じだ数学者の人柄や数学に対する感情の変化、そして友愛数という不思議な数字などが博士の愛した数式を書こうとした理由だそうです。友愛数という数字はとても優しい感じのする数字だと、読んだ時思いました。 あと、物語は誰もが自分の中に作り出しているという考え方が面白いと思いました。悲しい思いなどをするとその辛さを軽減するために人はいろいろと理由をつけます。その理由付けがまさに物語なのだそうです。そういった意味では確かに人は皆物語を作り出しているのだろうなと思いました。 小川洋子の物語に対する姿勢や、物語を読むということがどういうことなのかいろいろと考えさせられました。小川洋子作品をもう一度読み直してみたくなりました。 PR 文春新書。酒見賢一著。 中国の小話を八つの章に分けて掲載。酒見賢一独自の理論も乗せながらちゃんと研究された話を書いている。 取り上げる話が一つ一つ面白かった。日本でも割りとポピュラーな人物を紹介したり、マイナーではないがあまり深くは知らない易や中国武術についても詳しく書かれていた。酒見賢一独特の語り口で読んでいてふっと笑ってしまうようなところもあるので、決して硬い本ではない。 まず劉備の小の第一行目が「思うに劉備がいちばんわるい。」とくる。劉備といえば三国志では英雄扱いされているが、この本を読んでいくと認識も改まってくる。三国志の英雄劉備になじみのある人はコレを読んでどう思うのだろうか?コレもまた有名な関羽についても語られているが、これは関羽の話というよりも関羽がどのようにして中国で神になって言ったかというような事が書かれており、武将関羽とはまた違った神関羽というあまりなじみの無い分野が語られている。どんどん神格が増していく関羽はもうわけがわからない存在になっているんだなとなかなか興味深かった。 人物以外にも易や中国武術の編も面白かった。とくに易は奥が深く、本文中にも語られているように「易と説問だけはやるものではない」というのもうなずけるほどの複雑さである。単に占いと思って侮れないものなのだなと思いました。酒見賢一自身で易を実践して説明しているので人によってはやりたくなるかもしれない。あと中国武術についても今まで知らなかった拳法や流派、型とはどんなものかその拳法の偉人はどんな人だったのかと幅広く説明されていて、コレもまた興味が尽きないものとなっている。中国武術侮りがたし。深さは易並だと思う。 ほかにも孫子の兵法や仙人など今まで知らなかった中国の文化が詳しく書かれていて、中国入門にふさわしい新書だと思う。コレを機にほかの中国関連に本を読んでみるのも面白いと思う。 |
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現実世界が嫌で本の世界に逃げているといっても過言ではないほどの駄目人間。 最近では楽して儲けることしか考えていない。
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